ネガティブな感情に支配されず、
自分の人生を自分らしく、幸せに
心のしなやかさ作りのお手伝い
月照庵の大笹です。
今週の禅語は
「 泥仏不渡水 」
(でいぶつみずをわたらず)
です。
いくら仏様でも粘土で作った仏様は水を渡る事が出来ない、というもの。

仏様は水を渡れるといいます。
しかし仏様も泥で作れば水に溶けます。
その仏様が石であろうと、
高級な素材であろうと、
形だけに拘っては、
水を渡ることは出来ないでしょう。
形はありがたい物でも、
本来の力や素質が備わっていないただのモノでは
何の違いはないからでしょう。

自分の財産や車、身に着けるブランド品、
パートナーのブランド(例:夫の職業や地位など)
または形なくても地位などに拘って
自分自身の能力や品格、
自分の徳を積んでいく事を忘れている、
その様な事はないでしょうか。
また
格好から入って、やる気を出して続ける
という方法も一つあるかもしれませんが、
その様なモチベーションの持ち方では
長くは続きません。
その人の事を成す目的、志、強い信念
それらがしっかりとしたものでなければ意味がありません。
泥仏ではで水を渡ることが出来ませんが
仏心では水を渡ることが出来るということでしょうか。
心の在り方や
日々心を磨き、
精進・自己研鑽する事が大切なのだ
という事を私自身は感じました。
皆さんはいかがですか。
※私自身の解釈も入り、本来の解釈とは
少し違うかもしれませんが、ご了承ください。