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無功徳

ネガティブな感情に支配されず、

自分の人生を自分らしく、幸せに

心のしなやかさ作りのお手伝い

月照庵の大笹です。

 

 

 

今週の禅語は

 

「無功徳(むくどく)」

 

です。

 

 

 

 

功徳とは善い行いをすることによって神仏から恵みを受ける事が出来るという教えの一つ。

 

「功徳を積む」と耳にしたこともあるでしょう。

 

功徳は自己の為ではなく、他者の為にという慈悲の心が強く重んじられた精神です。

 

 

 

無功徳とは

禅宗の初祖ともいわれる菩提達磨(ぼだいだるま)が残した言葉です。

 

 

武帝(ぶてい)は寺院を立て、多くの僧侶を輩出してきました。

それで仏教の為に良い行いをしてきたことから、

 

「どのような功徳があるか?」

 

と尋ねた際に、菩提達磨は

 

「無功徳」

 

と言われたそうです。

 

 

 

 

文字通り

功徳は無いという意味ですが、

善い行いをしたとしても、

見返りを求めて行うことではない

という事だったのかもしれません。

 

 

寺院を立てるのが目的であって、功徳を得るためが目的はではない。

 

 

私たちが道端に落ちているゴミを拾うのも、それを見ている人が褒めてくれる為にやるのでは目的が違うのです。

 

何事も見返りを求めて、裏心あっての行為は徳ではないのです。

 

徳にも

陽徳」と「陰徳

があります。

 

 

人に知られるような徳=陽徳

 

世間に知られない善い行い=陰徳

 

 

誰も見ていない所でも進んで行えるでしょうか?

 

 

私たちも人に知られようが知られまいが、他者の為、周囲が良くなるような事を重ねていきたいものです。

 

それが徳として積み重なっていくことでしょう。

 

 

 

 

※私自身の解釈も入り、本来の解釈とは

 少し違うかもしれませんが、ご了承ください。