ネガティブな感情に支配されず
自分の人生を自分らしく、幸せに
心のしなやかさ作りのお手伝い
月照庵の大笹です。
前回は自分を大切にするというお話でした。
さて、
前回もお話した強すぎる「~べき」は、
自分の心を、人間関係を
固くしてしまいます。

Aさんは「掃除はこうするべき」という強いこだわりがありました。
Bさんに掃除を依頼し、Bさんは掃除を始めます。
しかしAさんはBさんの掃除の仕方では、その場がきれいになっても納得いきませんでした。
Aさんは「掃除は、〇〇な手順で行うべきでしょ。」と怒り、AさんとBさんの関係は悪化してしまいました。
「~べき」が強すぎると自分の心を固くし、
周囲との人間関係も固くなってしまいます。
自分の強い「~べき」に従って行動している為、
そうしていない人を見ると「~べきだろ」と
強い怒りを覚えますし、
自分に対してもそうされない場合は
激しい怒りを覚えます。
しかし自分の「~べき」は誰かの「~べき」とは違うのです。
「常識」も同じ。
自分から相手を許しましょう。
自分と誰かの「~べき」と違う事を前提として考えるなら、相手を許せるはずです。
相手を許すと心にゆとりが出来ます。
相手を許すことは、
相手を認め、
肯定できるという事。
先ほどの掃除に対しても、
自分と手順が違ってもいいと許すことが出来ると、
その場がきれいになれば
手順はどうあれOKじゃない。
となります。

相手を許すことが出来るようになると、
自分へ向いた強い「~べき」も許しやすくなります。
前回のブログの男性特有な
「男たるもの〇〇あるべき」という美徳感、
自分に優しくする事は「甘え」だと
自分を大切に出来ない、抵抗がある方も
普段から他人を許していると
自分を許しやすくなります。
男たるもの人前で泣くべからず。
「泣いたっていい」と許すことが出来ます。
失敗したっていいじゃないかと
自分を許すことが出来るようになります。
強い「~べき」は心を人間関係を固くします。
許して寛容に、柔らかくなりませんか。
きっと素敵な毎日が待っていますよ。
しかし時として許せない事もあるでしょう。
次回は許せないべきを考えてみましょう。
自己肯定感を高めるために活動している日本セルフエスティーム普及協会。
月照庵でも同様に
自己肯定感の講座を開催しています。
イライラする、この怒りをどうすればいい?
アンガ―マネージメントに関する
今日の貴方も私も
ありのままで輝いています。
今日もありがとう。