ネガティブな感情に支配されず、
自分の人生を自分らしく、幸せに
心のしなやかさ作りのお手伝い
月照庵の大笹です。
子供に対して、
仕事をして部下を持っている方は、
どのような言葉かけしておられますか?
さて、次の言葉いかがですか?
「頑張りなさい」
「頑張ってね」
普通に使っているよという方も多いはず。
とても使いやすい言葉ですね。
気分障害(うつ病)の方へ使ってはならない
と聞いた事あるという方もいると思いますが、全てにおいて当てはまります。
その言葉の裏には
「出来ていない」
という評価なのです。
「いえいえ、うちの子なら(部下なら)出来るはずだと能力を評価・期待・鼓舞して言っているんですよ。」と思っているかもしれません。
しかし、伝える側はそう思っていても、受け取る側の取り方次第です。
子供や部下にとっては
「私(俺)やってるし。」と
反抗的に捉えたり
「まだ出来てないんだ。」
「もっと頑張らなきゃ」
「自分は出来ないんだ」と、
生きづらさを感じることに繋がります。
認めてもらえない空虚感、出来ていないという自己像から自己肯定感は下がります。

であれば、
「頑張ってるね」
言われた方はどうでしょう?
「ちゃんと見てくれている」
「評価してくれている」
とポジティブな見方が出来るのではないでしょうか。
自分には価値があると
自己肯定感も高くなります。
出来ていない部分、欠点を見て
「頑張れ」ではなく
出来ている部分を見て
「頑張っているね」。
アドラー心理学でいう「勇気づけ」にも当てはまります。
改善を求める際にも
「〇〇は△△しないといけないだろ。
頑張れ。」
と伝えるのと
「頑張っているね。〇〇は△△すると、もっと良くなると思うな。」
と伝えるのとでは受け取り方も違いますね。

私自身変化を感じました。
我が家の子育てにおいて、冬休みは
習字「書初め」の宿題があります。
長女の時、「ここはこうして」「あぁ、違う違う」「頑張らんか!」と出来ない部分ばかりを指導し、しまいには泣いてしまっていました。
次女には「ここの止め、押さえ方いいね。」「払い出来たね」と出来る部分を伝えると本人もイキイキと頑張り、本人自ら「あぁ、間違ったぁ」と悔しがりました。そうする事で自然と楽しみながら出来るようになりました。
自然と頑張ろうと思えるのはどちらですか?
視点を変えるだけで伝え方が変わります。
伝え方が変わると相手にも伝わりやすくなります。
自己肯定感を高めるために活動している日本セルフエスティーム普及協会。
月照庵でも同様に
自己肯定感の講座を開催しています。
イライラする、この怒りをどうすればいい?
アンガ―マネージメントに関する
今日の貴方も私も
ありのままで輝いています。
今日もありがとう。