
今年は各スポーツ協会で指導中の暴力やパワハラが告発され、ニュースを賑わせていますね。
完璧な指導者や完璧な人はいませんが、コーチングやアンガ―マネージメントを学び、より良い師弟関係が築いてほしいと思います。
怒りは「身近な人ほど強くなる」という性質もありますが、教え子だからこそなのでしょう。
家庭でも同じことが言えます。
子供が反抗期な時なんて親子関係は(笑
先日、塾の面談で決めた通塾時間をはるかに過ぎている為、娘へ確認すると「そんな約束はしていない」と言います。
「毎回じゃない」
「木曜日だけであって、火曜日じゃない」
「もう、先生に確認するけん、いい」と家を出ます。
学習が遅れ、事前学習で対応するため、授業前に学習する時間を取り決めてあったのです。
今月退塾予定ですし、個人学習として本人の意欲によるものなので、先生にとってはどっちでもいいのでしょうが、帰宅後「先生は木曜だけでいいって言ったけん、謝って。パパが間違いだったけん、謝ってよ。」
私は反射的に「どうもすいませんでした。」と少々嫌味交じりで答えてしまったのです。
あ!と気づき、すぐに
「パパもこだわり過ぎたのかもしれないね。ごめんなさい。
勉強はしなさいとは言わない。あなたの自由。だけど、家のルール通り約束は守って木曜日だけは時間通り行きなさい。」と、とっさに答えたのでした。
その後すぐに別の話を娘からしてきたので、理解してくれたようです。
反射的になってはいけません。決していい結果はありません。
売り言葉に買い言葉、手を出してしまって良いことは決してないのです。
さきのスポーツ協会がよい例ですね。
そのためにアンガ―マネージメント協会では6秒待つことを進めています。
所説ありますが6秒待つことで反射することが防げます。
理性を司る前頭葉が働くまでそれくらいの時間要するようです。
6秒待つために何ができるか、色々な方法がありますが
その中でも「コーピングマントラ」といって自分を落ち着かせる呪文があります。
「大丈夫 大丈夫」
「なんくるないさ」
あらかじめ自分で決めておくといいですね。
私は「諸行無常の響きあり~ ゴ~ン・ゴ~ン」です。
今回は反して言ってしまったのですが、アンガ―マネージメントは心理トレーニングです。
繰り返し行っていくことで、上手にできるようになります。
私もまだまだですね。
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