
前回は運の話をしました。
今回も運の話をしたいと思います。
運のいい人というのはどういう人のことを言うのでしょうか。
宝くじが当たった人
出世した人
成功した人
3高(今となっては死語?)な人と結婚した人
いろんなことを思い浮かべるかもしれません。
果たしてその人が幸せなのかはわかりませんが、
運のいい人はどのような人でしょうか。
❝チャンスの神様は前髪しかない❞
という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
これはギリシャ神話のカルロス神に由来しています。
※画像はフランチェスコ・サルヴィアーティ作
カルロスの風貌は前髪は長いのですが、後頭部が禿げた美少年。
神出鬼没なうえ、すばしっこいため捕まえることが出来るのは前髪だけ。
前髪を捕まえ損ねてしまうとアッという間に見えなくなってしまう。
タイミングを逃し後頭部は掴めても、禿げているため上手く掴めないというエピソードからきているようです。
チャンスはある日突然にやってきます。
「いやぁ、私には無理だから」
「出来ない、出来ない。」
「またの機会に」
「今回は勉強させていただき、次回はぜひ。」
こんなことを言っていては後頭部どころか、次回いつ現れるかもわからず、捕まえることすらできないのです。
その時にうまく捕まえることができるか、その波に乗ることが出来るのかが大事になってきます。
ですから運というのは
『 運=タイミング+準備 』
とも言われ、いつ良いタイミングが来てもいいように、準備が出来ている人だけ運を掴めるのです。
タイミングが来ても躊躇したり、その場で考えていては掴めないかもしれません。
掴んでも、偽物やそれが良いものではないかもしれません。
しかし本物かもしれないのです。
その為に日頃から見極める力を準備しておき、その場で掴める行動力がなければなりません。
私も掴んだものが本物ではない、自分に合ったモノでなかったことも多々あります。
しかしそこで「あぁぁ、やっぱりダメだ。」と考えるのか「見極め方が一つ分かった」と思えるかは自分次第ですね。
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