はじめまして。
月照庵の大笹太士といいます。
人生楽しい時、 うれしい時だけではありませんね。
苦しい、不安、辛い、不安だ、生き辛い、
立ち止まり、うずくまってしまいたくなる、
そんな時もありますよね。
そんな真暗な夜道を動けずにいる時、
月が周囲を少しだけ明るく照らしてくれることで
少しずつ歩けるようになる、
そんな活動ができればと思います。
なぜ月か?
太陽だとその大きいエネルギーで 一時は元気になりますが、 太陽に依存してしまいます。
またそのエネルギーが大きければ大きいほど、後ろには真黒くて大きな影が出来てしまいます。
依存しなくても汗だくになり、 逆に疲れてしまいます。
月は優しくその人を照らし、周囲を見えやすくしてくれます。
ただし歩くのは自分です。
自分の人生を何かに依存するのではなく 自分で歩くのです。
歩けるようになります。
人には回復する力があるからです。
今は見えないかもしれませんが、
それを引き出せるお手伝いが出来ればと思います。
禅語に
「八風吹けども動ぜず、天辺の月」
という言葉があります。
八風とは
◆四順
利:自利(自己の利欲)
誉:名誉・褒められたい
称:称賛されたい
楽:楽をしたい
◆四違
衰:人生の衰え
貶:批判・貶される
譏:他人からそしられる姿
苦:苦難苦境
八風が吹いても流されること無く
そこにある円満な月のように。
という意味ですが、
決して不動なのではなく
有ってもそれを流していくという事。
八風に対して
腹が立つ→感じる→流して元の場所に戻る
悲しい→感じる→流して元の場所に戻る
不安になった→感じる→流して元の場所に戻る
ということ。
煩悩に刺激された感情に振り回されない
しなやかな心であれますように。
月照庵 大笹太士
出身は熊本県天草市牛深。
高校卒業後に看護学校入学し看護師取得。
精神看護を行っていくうちに人の心、心理について学びたいと放送大学入学し、認定心理士の資格を取得。
患者様に寄り添いながら看護をしていく中で、メンタルヘルスおいて心のしなやかさや成長が大切だと心理教育に力を入れる。
院内での現任教育の中でSST、アサーション、キャリア開発、リーダーシップについて講義担当。
依存症治療を専門に携わっていくうちに、根底にある「生きづらさ」について真剣に考えるようになる。
依存の原因は様々だが、自己肯定感について理解を深めていくうち、幸せ、メンタルヘルスの為に大切な感覚である事を再認識する。
普段怒りの閾値は高いと自負していたものの、子育てになると感情的になっていた。
特に姉妹ケンカに対しては高圧的、執拗な叱り方となり、手を出した事をきっかけにアンガ―マネージメントを学ぶ。
近年、家庭や保育園での「しつけ」という名の虐待やネグレクト、施設では入所者への暴力事件など頻発。
自分が変われたように、正しい知識とスキルを身に着けることで怒りの連鎖を断ち切りる事が出来る、
自己肯定感を高める事はメンタルヘルスにも関与、幸せで愛ある生活を送って欲しいと一念発起。
屋号を「月照庵」として活躍の場を病院内から地域へと移し、これまで志した心の健康としなやかさ、そして心の成長を支援している。